「クラウドワークスで悪質な案件の対処法を知りたい」
「悪質なアカウントの実態は?」
「やばい案件の回避方法って?」
そんなお悩みにお答えしていきます。
クラウドワークスは国内最大手のクラウドソーシングサイトとして人気です。
しかし、クラウドワークスのやばい噂について、耳にしたことがある方も多いのではないしょうか?実際のところ、安心・安全に働けるのか気になりますよね。
そこで、この記事ではクラウドワークスについて、以下の内容で解説していきます。
- クラウドワークスがやばいと言われる理由
- クラウドワークスでの禁止事項
- クラウドワークスで悪質な案件の見分け方と対処法
- やばいワーカーの特徴
ぜひ、この記事を参考にクラウドワークスの悪質案件を避け、利用してみてください。
クラウドワークスがやばいと言われる理由3選
そもそもクラウドワークスは、なぜやばいと言われているのでしょうか?色んな意味に取れますが、ここではワーカー目線に絞って解説していきます。
やばいと言われる理由は主に以下の3つです。
- 稼げない
- 手数料が高い
- クライアントがやばい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.稼げない
クラウドワークスは、単価が安く稼ぎにくいと言われます。労働時間に見合わない収入しか得られないので「やばい」と評価されることもあるでしょう。
近年、副業ワーカーが増え簡単な案件が急増しました。副業ワーカーはスキルが低い場合が多いため、単価も安く買い叩かれる傾向にあります。
たとえば、Webライターは未経験でも始められる人気の仕事です。
需要過多のため、ワーカーに多少不利な労働条件でも応募が殺到します。結果として、単価が低い案件でも応募が集まり稼げない方が増えてしまうので「やばい」のです。
しかし、高いスキルや経験があればクラウドワークスでも稼ぐことは十分に可能です。クラウドワークスで副業を始め独立した方も少なくありません。
クラウドワークスで稼げるようになりたい方は、関連記事「【決定版】クラウドワークスで稼げるスキル4選!大きく収入を伸ばすためのコツとは」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2.手数料が高い
クラウドワークスの手数料は、非常に高いです。
具体的に言えば、システム手数料は以下の通りとなります。
- タスク案件:20%
- 報酬が10万円以下:20%
- 報酬が10万円〜20万円:10%
- 報酬が20万円以上:5%
実際、クラウドワークスの仕事は10万円以下の仕事が多いというのも原因の1つ。仮に10万円の仕事を4本受注した場合、システム手数料だけで8万円も取られてしまいます。
さらに出金する際には、手数料が100円〜500円かかるデメリットも。
ワーカーの手取りが少なくなるので「やばい」と言われることもあるでしょう。
3.クライアントがやばい
クラウドワークスには、搾取を目的とした案件を発注する怪しいクライアントがいます。
- 記事修正依頼を繰り返し仕事を完了させない
- 仕事が完了しても報酬を支払わない
- マルチ商法の勧誘
- 仕事を受注後、お金を支払うよう指示する
このような話がSNSにあふれているため「やばい」という噂が立っています。
実際のクラウドワークスの評判を知りたい方は、関連記事「【2021年】クラウドワークスの良い口コミ・悪い評判22選!メリット・デメリットを徹底分析」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
やばいクライアントに騙される前にクラウドワークスの禁止事項を理解しておこう
クラウドワークスでやばい事案に巻き込まれないために、ルールをしっかり把握しておくことが大切です。運営側も監視体制を強化していますが、自衛できるように準備しておきましょう。
こちらでは、クラウドワークスの禁止事項について、以下4つの項目で解説していきます。
- マルチ商法・ねずみ講の勧誘
- 報酬が確定する前に入金が生じる仕事
- サービス外での連絡・直接契約
- レビュー依頼
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.マルチ商法・ねずみ講の勧誘
クラウドワークスでは、勧誘行為が禁止です。
本サービスの利用者が、以下に定める行為を行うことを禁止します。
(中略)
(17) マルチ・ねずみ講・MLMなどの連鎖取引への勧誘が疑われる業務を依頼する行為、または業務を開始する行為。
出典:クラウドワークス利用規約
「定員がいっぱいになってしまい他の仕事なら紹介できる」のようなメッセージが届き、話を聞いていくうちに勧誘されていた方もいるようです。
仕事内容以外の話が始まったら特に注意してください。
2.報酬が確定する前に入金などが生じる仕事
クラウドワークスでは、事前にお金を払わなければできない仕事が禁止されています。
本サービスの利用者が、以下に定める行為を行うことを禁止します。
(中略)
(16) 報酬確定前に商品・サービス等の購入が必要な業務を依頼する行為、または業務を開始する行為。
クラウドワークス利用規約
例えば、以下のような仕事は禁止です。
- 「限定商品」「人気商品」の購入代行
- 有料のサービスに入会してからレビューを投稿する
- 商品を購入後、感想をまとめる
一時的にもワーカー側が金銭を負担してはいけません。
仕事上のトラブルを避けるためにも、上記のような行為はやめましょう。
3.サービス外での連絡・直接契約
クラウドワークス以外での連絡は原則禁止です。また、クラウドワークスで出会ったクライアントとワーカーの直接契約も禁止されています。
11.会員又は過去5年以内に会員であった者は、会員又は過去5年以内に会員であった者と、本サービスを利用せずに、直接に本サービスを通じて委託可能な内容に関する業務委託契約を締結すること及びその勧誘をすることを行ってはならないものとします。但し、弊社が事前に承諾した場合はこの限りではありません。
クラウドワークス利用規約
基本的にクラウドワークス内で連絡をしなければなりませんが、サービス外連絡申請をすれば外部サービスの利用も可能です。
外部の連絡サービスから直接契約して、高い手数料を支払いたくない方は少なくありません。
しかし、クラウドワークス外で直接契約をするのはやめましょう。
クラウドワークスでマッチングしたにも関わらず直接契約されてしまうと、利益があがらずサービスを続けられません。
仕事を探しやすいメリットと高い手数料のデメリットをしっかり理解しましょう。
4.レビュー依頼
クラウドワークスで、ECサイトや口コミサイトのレビュー作成は禁止です。
本サービスの利用者が、以下に定める行為を行うことを禁止します。
(中略)
(20) ECサービス・口コミサイトのレビューを記載する業務を依頼する行為、または業務を開始する行為。
クラウドワークス利用規約
不正なレビューが書かれていたら、信頼して商品を買えなくなってしまいます。
楽な仕事かもしれませんが、公平性のないレビュー投稿はやめましょう。
クラウドワークスでやばいクライアントの見抜き方
クラウドワークスでトラブルに巻き込まれないようにするには、怪しい案件に応募しないことが重要です。
受注前にやばいクライアントを見分ける方法はあるのでしょうか。
こちらでは、悪質なクライアントの見抜き方について、以下3つの項目で解説していきます。
- クライアント情報をチェック
- メッセージに違和感がないか
- 案件内容を確認する
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.クライアント情報をチェック
まずは、クライアント情報の確認が大切です。
以下のようなクライアントには注意しましょう。
- 実績がない、少ない
- ユーザー名がランダムな文字列
- 本人確認がされていない
- 著しく評価が低い
- ありがとうが少ない
- 発注ルールチェック未回答
- プロフィール画像がない
特に、上の3つの条件を満たしているアカウントは、規約違反をして強制退会になったなど何度もアカウントを作り直している常習犯の可能性があります。
仕事を探す際には、よく気をつけて見てみてください。
2.メッセージに違和感がないか
プロジェクト案件では、クライアントとワーカーが連絡を直接とります。
怪しいクライアントは以下のようなメッセージを頻繁に送ってくるので、判別しやすいでしょう。
- 個人情報を積極的に聞いてくる
- 連絡手段を変えたがる
- 商品を紹介してくる
- URLに誘導しようとする
特に、商品やURLを紹介してくるアカウントは仕事を発注する気がないので依頼を断ってOKです。
また、連絡手段の変更は、詐欺案件でなくても提案を受けることがあります。
というのも、クラウドワークス内でのメッセージ機能が実用的ではないという事情もあるからです。ワーカーとしても、外部サービスの方が使いやすいケースも多いでしょう。
信用できるプラットフォーム・クライアントなら、サービス外連絡申請をした上で、やりとりをしていけば安全です。
3.案件内容を確認する
案件内容は必ず確認してから仕事に応募しましょう。
具体的には、以下のような内容を確認してみてください。
- 作業量に対して報酬は適正か
- 案件内容が明確か
- テストライティングに報酬はあるか
案件内容が明確でない仕事は、本当の仕事内容を載せたら人が集まらない、または仕事を発注する気がない可能性があります。
トラブルが発生する恐れもあるので、仕事を受注する前には必ず仕事内容を明確にしてから受注をしましょう。
また、高単価案件に「誰でも」「カンタン作業」などの言葉が入っていたら危険です。うまい話には必ず裏があるので、甘い言葉に誘惑されないよう注意して、仕事を探してみてください。
クラウドワークスでやばい案件・クライアントに出会ったときの対処法
どんなに気をつけていてもやばい案件やクライアントに出会ってしまうことがあります。応募中・仕事中に気づいたらどうすれば良いのでしょうか?
こちらでは、やばい案件に出会ったときの対処法について、以下4つの項目で解説していきます。
- 辞退する
- 事務局に連絡する
- 違反報告
- 特定の依頼人を非表示にする
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.辞退する
案件を契約する前なら、仕事を辞退しましょう。契約前の辞退は、クライアントに迷惑をかけず、クラウドワークスの規約違反でもありません。
自分のリソースも無駄にならないので、早期に判断することが重要です。
一方で、契約後にワーカー側からの辞退はNGなので注意が必要です。
契約後に辞退をしたい場合は、クライアントに辞退したい旨を伝えてください。その後「契約途中終了リクエスト」をクライアントに送り、合意があれば辞退できます。
どんな内容でも最後までやり抜く決意を持ってから契約をするのが大切ですね。
2.事務局に相談する
悪質な案件に出会ってしまって、どうすればいいか分からない場合は事務局に相談しましょう。
特に、クラウドワークスの利用歴が浅い方におすすめです。専用のお問い合わせフォームに相談内容を記入し送信するだけで事務局に相談できます。
また、事務局に相談するほどの内容でない場合は、みんなのお仕事相談所で過去の相談を見たり、相談をしてみたりするのも良いですね。
あなたと同じ悩みを過去に質問している可能性もあるので、ぜひのぞいてみてください。
3.違反報告
クライアントが利用規約を守っていなかったら、迷わず違反報告をしましょう。
募集内容と業務内容に相違がある場合や、マルチ商法の勧誘があった場合には特に有効です。
以下の方法で違反報告ができます。
- 仕事情報ページの下段右にある「この仕事を通報する」
- メッセージやりとり画面の右下にある「違反報告する」
違反報告をすれば自分の身を守れるだけでなく、他のユーザーへの被害も最小限に留められるでしょう。
4.特定の依頼人を非表示にする
悪質な案件やクライアントばかりで仕事が探しにくい方もいるのではないでしょうか?
悪質案件に出会ったら、依頼人を非表示にしましょう。
依頼人を非表示にすることで、仕事を探す画面で非表示にした依頼人が出てこなくなるため、格段に探しやすくなります。
クライアントを非表示にする方法は、2通りあります。
- 仕事を探すページのクライアント名の右をクリックし非表示にする
- クライアント名をクリックし、クライアント情報の一番右下でブロック
悪質なクライアントを非表示にし、良質な仕事のみ応募・受注しましょう。
あなたは大丈夫?やばいワーカーの特徴3選
クラウドワークスには、依頼人を困らせるやばいワーカーも多数います。やばい依頼人に気をつけるばかりで、あなたはやばいワーカーになっていないでしょうか?
こちらでは、クライアント側に立って、やばいワーカーの特徴について以下3つの項目で解説していきます。
- 納期を守らない
- 連絡が突然取らなくなる
- 品質の低いコンテンツを納品する
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.納期を守らない
やばいワーカーは納期を守りません。
自己都合でプライベートを優先し、納期を守らないためです。
納期遅れは発注者に多大な迷惑をかけます。どんな理由であれ納期が遅れそうな場合は、迅速に発注者に連絡をしましょう。
発注者によっては、納期を延長してもらえる可能性があります。納期を延長できなくても、発注者は他のワーカーに頼むなど対策ができるので迷惑をかけません。
クラウドワークスの案件も仕事のため、納期は必ず守りましょう。
2.連絡が突然取れなくなる
ワーカーの中には突然、連絡が取れなくなる人もいます。
発注者はワーカーが仕事をしているのか把握できません。連絡がないまま、仕事が納品されないと金銭的な損失は少ないですが、時間的な余裕がなくなります。
発注者にもクライアントがいた場合、発注者の信頼を下げてしまう可能性も。
反対に、信頼できるワーカーはこまめに連絡をします。
例えば「現在、記事は50%程度完成しており、3日後までに提出が可能です」のような連絡があれば、進捗が把握できます。
ワーカーは常にクライアント目線で考え、仕事に取り組みましょう。
3.品質の低いコンテンツを納品する
品質の低いコンテンツを納品するのは絶対にやめましょう。
クライアントは支払った金額以上の価値を生み出すために、ワーカーに仕事を依頼します。低品質のコンテンツを提出されては、クライアントにメリットはありません。
クライアントに価値を提供するためにワーカーが気をつけるべき点は3つです。
- マニュアルを遵守する
- 仕事内容をクライアントに確認する
- ライターなどの仕事で他記事のコピペをしない
特にクライアントと仕事内容を確認しながらコンテンツを作成することで、小さな修正はあれど、大きな修正点は生まれにくくなります。
ちょっとした疑問でもクライアントに確認し、品質の高いコンテンツを作成しましょう。
ぜひ、この記事を参考にクラウドワークスのやばい案件やクライアントを避け、仕事の受注を目指してみてください。