【完全網羅】クラウドワークスとランサーズを7つの切り口で徹底比較【結論:どっちも登録しよう】

「クラウドワークスとランサーズどっちを使えばいいのかな?」
「クラウドワークスとランサーズって何が違うの?」
「クラウドソーシングサービスってどういう仕組みなの?」

副業を始めようと思い立ち、クラウドソーシングに登録しようと検索したものの、会社の数が多くてどこを選んだらいいのか迷っている人も多いかもしれません。

なかでも有名なのが、クラウドワークスランサーズ。これらのサービスにはどんな違いがあるのでしょうか。

そこで、この記事では、

  • クラウドソーシングについて
  • クラウドワークスとランサーズを7つの切り口で徹底比較
  • クラウドソーシング利用のメリット・デメリット
  • トラブル回避のポイント

について解説していきます。

結論から言うと、クラウドワークスとランサーズ両方に登録するのがおすすめです!

ぜひこの記事を参考にクラウドソーシングを活用して、賢く稼いでいきましょう!

目次

そもそもクラウドワークス・ランサーズとは!クラウドソーシングの概要を30秒でサクッと解説

クラウドワークス・ランサーズは、仕事の受発注から納品・報酬の受け取りまで、オンライン上ですべて完結でき、無料で登録できるクラウドソーシングサービス。

クラウドソーシングサービスには、業種や職種に制限なく募集している「総合型」と、デザイン・ライティング・システム開発といった業種や職種を限定している「特化型」があります。

クラウドワークスとランサーズは総合型に属し、未経験者でも取り組める仕事が多数あるのが特徴。

さらに初心者から専門知識のある人向けまで仕事の幅が広いので、これから副業を始める人におすすめのサービスです。

クラウドワークスとランサーズの違いとは!7つの切り口から徹底比較

クラウドソーシングサービスで有名なのは国内最大級の「クラウドワークスと、2008年に日本で初めて作られた「ランサーズです。

こちらでは、以下の7つの切り口からクラウドワークスとランサーズを徹底比較していきます。

  1. 案件数
  2. 案件の質
  3. 仕事の形式
  4. 検索のしやすさ
  5. 受注のしやすさ
  6. 報酬と手数料
  7. サポート制度

以下の一覧表(2021年11月現在)と一緒に、それぞれ詳しく見ていきましょう。

項目クラウドワークスランサーズ
案件数約570万件約210万件
案件の質・パトロール強化
・アンケート機能
・案件数が多い
・安全対策に注力
・案件の監視
・AIパトロール
・違反通報制度
仕事の形式・プロジェクト
・タスク
・コンペ
・時間単価
・プロジェクト
・タスク
・コンペ
検索のしやすさ使いやすい使いやすい
受注のしやすさスキル・案件によるスキル・案件による
報酬と手数料仮払い制度
金額により5~20%
仮払い制度
金額により5~20%
サポート制度スキルアップ
ワーカー支援
相談所
スキルアップ
フリーランス支援
サポートチーム
相談室

1. 案件数

案件数はクラウドワークスのほうが多いですが、仕事のジャンルによってはランサーズが多い場合もあります。

以下は実際の検索結果です(2021年11月12日現在)

項目クラウドワークスランサーズ
データ入力など軽作業2,802件785件
ライティング2,624件867件
Webデザイン297件2,682件
システム開発・運用281件2,166件
動画制作845件189件

データ入力などの軽作業・ライティング・動画制作はクラウドワークスが3倍以上多く表示されました。一方、Webデザインやシステム開発はランサーズで7倍以上の案件数となりました。

ジャンルで変動するとはいえ、2社ともに豊富な案件数を誇ります。

2. 案件の質

クライアント数が多いので、依頼内容に不適切な低単価案件・MLMやねずみ講といった勧誘目的の詐欺案件も存在します。

ランサーズではAI(人工知能)でのパトロールを強化。依頼価格に対して「優良」「適正」「市場価格と相違」を判定し掲載しています。違反報告・退会措置などの安全対策にも注力しています。

クラウドワークスでも監視体制を強化。さらに発注相場一覧表を設け、不適切な価格にならないように働きかけています。

3. 仕事の形式

仕事の形式には、以下のようなものがあります。

  • タスク方式:アンケートや体験談といった軽作業。すぐに取り掛かれる
  • プロジェクト方式依頼内容に対し提案文を提出。受注後に仕事に取り掛かる
  • コンペ方式:ロゴやネーミングなど実際に提出し採用されれば報酬を得られる
  • 時間単価:契約時に固定報酬を決めるのではなく、タイムカードで実際の稼働時間に対して支払いがされる

クラウドワークス・ランサーズともに「タスク」「プロジェクト」「コンペ」方式を採用しています。クラウドワークスではプロジェクトの中で「時間単価」を用いる案件もあります。

4. 検索のしやすさ

検索の使い方は、クラウドワークス・ランサーズともに大きな違いはありません。

カテゴリから条件や単価での絞り込みもできるので、自分の希望にあわせた検索ができます。

引用:クラウドワークス
引用:ランサーズ

5. 受注のしやすさ

クラウドワークス・ランサーズともに、アンケートや体験談・ネーミングやロゴなどの案件は、初心者でもすぐに取り掛かれます。

プロジェクト方式の案件は、採用されないと作業できません。初心者でもチャンスはありますが、高単価の案件には高いスキルや実績が求められます。

受注のしやすさは案件やスキルで変わるといえるでしょう。

6. 報酬と手数料

報酬の支払いと手数料について比較します。

報酬の支払い

項目クラウドワークスランサーズ
支払い方法・銀行振込
・ゆうちょ銀行振込
・銀行振込
・ゆうちょ銀行振込
振込手数料(税込)・楽天銀行:100円
・他行:500円
・楽天銀行:110円
・他行:550円
出金方式・1,000円以上
・50,000円以上
・キャリーオーバー方式
・1,000円以上
・キャリーオーバー方式
(180日経過で出金)
締め日報酬確定後15日・月末毎月15日・毎月月末
支払い日当月末・翌月15日15日締め:当月末日
月末締め:翌月15日

振込手数料はクラウドワークスがお得です。

クラウドワークスでは、出金の基準となる金額を1,000円・50,000円のほかに、キャリーオーバー方式が選べます。未払い報酬額が50,000円を超えても、ワーカーが出金を依頼しない限りは運営側で預かってくれる仕組みです。

一方ランサーズのキャリーオーバー方式では、必ず180日後には出金される点を覚えておきましょう。

どちらも仮払い制度があるので、納品しても報酬が支払われないというトラブルはなく安心ですよ。

システム手数料

項目クラウドワークスランサーズ
20万円超の金額部分5%5%
10万円超20万円以下の金額部分10%10%
10万円以下の金額部分20%20%
タスク形式20%記載なし

システム手数料に関しては、クラウドワークスとランサーズで大きな違いはありませんが、金額によって手数料が変わります

ランサーズには報酬計算ツールがあるので活用してみてくださいね。

7. サポート制度

「副業をしたいけれど、何から始めたらいいのか…」そんな人におすすめなのが、登録者へのサポート制度サービスの使い方からスキルアップ講座まで充実しています。

クラウドワークスとランサーズで比較してみましょう。

項目クラウドワークスランサーズ
使い方サポートクラウドカレッジ新しい働き方LAB
スキルアップ講座クラウドカレッジ内
無料・有料あり
ライター検定1~3級
新しい働き方LAB内
無料・有料あり
コミュニティクラウドカレッジ内
ハタラク相談室
新しい働き方LAB内
オンラインイベント
フリーランス支援クラウドワーカー会員特典
・請求書作成ツール
・法律税務相談
・確定申告ソフト
・クレジットカード
・経理サービス
・保険
・レジャー施設
・ワーキングスペース
・写真素材
・文字素材
・Adobeソフト


Freelance Basics
・請求書作成ツール
・税理士紹介
・確定申告ソフト
・クレジットカード
・資産形成
・契約書
・ヘルスケア
・医療保険
・賃貸住宅
・託児所
・コワーキングスペース
・ホームページ作成
・Wi-Fiルーター

クラウドワークスの「クラウドカレッジ」ではオリジナルのスキルアップ講座が充実。

特に、案件の多いライター向けには、クラウドワークス公式の「ライター検定」があります。Webライターとしてこれから活動していきたい人にも嬉しいサービスでしょう。

引用:クラウドワークス クラウドカレッジ

ランサーズではフリーランス支援として、フリーランスの生活に必要なツールをまとめた「Freelance Basics」を提供しています。お金・保険・住宅などに手厚く、ランサーズ会員は無料で登録できます。

引用:ランサーズ Freelance Basics

【結論】クラウドワークスとランサーズはどっちも登録しよう

クラウドワークスとランサーズは、どちらも登録するのがおすすめです。なぜなら、クライアント・案件数が異なる2つのサービスに登録しておけば、あなたに合った案件を見つけるチャンスが広がるからです。

実際のところ、クライアントのほとんどはどちらか一方のみで募集をかけています。自分が求める条件の案件を見落とさないためにも、特に案件数が多いクラウドワークス・ランサーズは両方登録しておきましょう。

また、ある程度実績を積むと、どちらか一方に受注数が偏ってくるもの。評価数を貯めていくためにも、将来的にはメイン・サブと使い分けていくのが理想的ですよ。

クラウドワークス・ランサーズを使うメリット4つ

クラウドワークス・ランサーズを使うメリットに以下の4つが挙げられます。

  1. 未経験から仕事に参入できる
  2. 自由な働き方を選べる
  3. サポートが充実している
  4. 支払いトラブルが少ない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 未経験から仕事に参入できる

クラウドワークス・ランサーズは、登録完了した日から仕事をスタートできます。未経験者でもアンケートや体験談といった軽作業から取り組めるので、参入のハードルがとても低いです。

すぐに副収入を得たいという方におすすめですよ!

2. 自由な働き方を選べる

クラウドワークス・ランサーズでの仕事は、希望にあわせて働き方を選べます。時間の融通が利くので、本業・子育て・介護といった時間に制約がある人にはとても便利です。

最終的にフリーランスのような働き方を目指している方は、クラウドソーシングを足がかりにすると良いでしょう。

3. サポートが充実している

クラウドワークス・ランサーズでは、初心者向けにクラウドソーシングの使い方やスキルアップ講座が充実しています。さらにフリーランス支援として、仕事や生活に必要なツールも提供しています。

稼ぎたいけど何から始めたらいいかわからない…という方も、後からスキルは身につけられるので、とりあえず会員登録から始めればOKです!

4. 支払いトラブルが少ない

クラウドワークス・ランサーズでは、クライアントが「仮払い」を済ませてから仕事を始めるので、納品したのに支払いされないといったトラブルを防げますいきなり個人間で取引を行うと、未払い・踏み倒しのリスクがあるので、安心できる要素の1つでしょう。

また、クラウドソーシングの中で仕事を完結すると、請求書を作る手間もありません。確定申告に必要なデータもダウンロードできるので便利ですよ。

クラウドワークス・ランサーズを使うデメリット3つ

クラウドワークス・ランサーズを使うデメリットには以下の3つが挙げられます。

  1. 単価が低い
  2. 初心者は高単価案件の受注が難しい
  3. 悪質な案件や詐欺案件がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 単価が低い

クラウドワークスやランサーズには、相場よりも単価が低い案件が多いといわれています。未経験者が多く、クライアントに買いたたかれてしまう場合があるからです。

稼げるスキルが身についた方は、徐々にクラウドソーシングから軸足を抜いていく傾向がありますよ。

2. 初心者は高単価案件の受注が難しい

クラウドワークスやランサーズでは、未経験者の参入ハードルが低く受注の競争がきついことも。

たとえば、Webライターを雇いたいクライアントの立場ならば、十分な経験を持つベテランに依頼したい人が大半でしょう。したがって高い能力を求められる高単価案件は、初心者が受注することは難しいのです。

3. 悪質な案件や詐欺案件がある

クラウドワークスやランサーズには、悪質な案件や詐欺案件が存在します。仕事の数だけクライアントがいるため、膨大な仕事の中には非常に低単価な案件ねずみ講に勧誘しようとする詐欺案件も。

ただしサービス側が放置しているわけではなく、パトロール強化や強制退会措置をとっていますので、運営窓口へ報告しましょう。

クラウドワークス・ランサーズでトラブルを回避するポイント4つ

クラウドワークスやランサーズを使うにあたって、事前にトラブルを回避するポイントを4つ挙げます。

  1. 不適切な価格で受注しない
  2. クライアントの身元・実績・評価をチェックする
  3. コミュニケーションをこまめにとる
  4. 問題が発生したときは相談室を利用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 不適切な価格で受注しない

仕事を始めたばかりは、思うように受注できず焦るかもしれません。だからといって、低すぎる単価での受注はやめましょう。 

不適切な単価で仕事を受けていると、労力に見合わない作業で続けることが難しくなります。

2. クライアントの身元・実績・評価をチェックする

仕事へ応募する前に、必ずクライアントの身元を確認しましょう。登録者には本人確認制度があり、確認を済ませているクライアントのほうが安心だからです。

ほかにも仕事の依頼実績受注者からの評価をチェックしましょう。受注者からのコメントは具体的で参考になりますよ。

3. コミュニケーションをこまめにとる

クライアントから受注した場合には、こまめに連絡を行いましょう。

オンラインで完結する仕事でも、画面の向こうには人がいます。人と人との仕事だということを忘れずに、報告・連絡・相談といったコミュニケーションは大切にしましょう。

4. 問題が発生したときは相談室を利用する

受注者が誠実に対応してもトラブルが解決しないときは、クラウドソーシングの相談室に報告しましょう。

悪質なクライアントであれば退会措置をとってもらえますし、報告することで同じトラブルを発生させないように対応できます。

ぜひこの記事を参考に、クラウドワークスとランサーズを活用してくださいね!

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