「Webライターはどのくらい稼げるの?」
「Webライターを始めたけれど、全然稼げない!」
「どうしたら収入をアップさせることができる?」
あなたにはこんなお悩みはありませんか?
最近では、副業の文化がすっかり定着し、Webライターに挑戦する人もかなり増えました。場所や時間に縛られず自由に仕事ができるWebライターは、とても魅力的な仕事ですよね。
しかし、稼げないWebライターが一定数いるのも事実。では「稼げる人」と「稼げない人」の違いはどこにあるのでしょうか?
そこで、この記事では、
- Webライターの平均年収
- Webライターの仕事と給料の仕組み
- 高収入Webライターの特徴5つ
- 初心者Webライターが収入をアップさせる方法10選
について解説していきます。
ぜひ、この記事を読んで、稼げるWebライターを目指してみてくださいね!
Webライターの平均年収はどれくらい?3つの働き方で比較してみた
Webライターの平均年収は、正社員とフリーランスで大きく変わります。
そこで、以下3つの働き方で比較をしてみました。
- 正社員
- フリーランス
- 副業
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 正社員
正社員で働くWebライターの平均年収は、約450万円といわれています(参考:求人ボックス給料ナビ ライターの仕事の年収・時給・給料)
たとえば、以下のように執筆します。
- 会社のライティング担当者として自社メディアの記事を書く
- ライティング会社のライターとして所属し、クライアントの記事を書く
正社員のメリットは、毎月一定の収入を得られ安定感があるところ。ただし、実務経験者の募集やアルバイト募集のほうが多いため、正社員へのハードルは高いでしょう。
社員を目指す場合には、アルバイトやフリーランスでの経験を積んでから転職活動をする人が多いようです。
2. フリーランス
フリーランスWEBライターの平均年収は、約300万円といわれています。
「フリーランス白書2019」では、年収200万円未満が32%と一番多いです。次に多いのが200万円~400万円未満で26.9%となっています。
正社員よりも年収が少ないですが、これは働き方にも理由があります。上の表を見ると、月の稼働時間が20~140時間未満の人が53.7%と、時短で働いている人も多いためです。
仕事は案件ごとの契約となり、納品をした分だけ収入を得るスタイルです。フリーランスの収入は個人差が激しく、月3万円の人もいれば100万円の人もいます。
3. 副業
副業Webライターの平均年収は、約60万円といわれています。
未経験者からWebライターを始めて、クラウドソーシングで受注する場合、文字単価は0.5円くらいです。
たとえば、平日1時間ずつ・土日に6時間ずつ活動すると、月約68時間です。1時間あたり1,000文字書き、1文字あたりの単価が0.5円ならば、月収3.4万円・年収約40万円になります。
これはあくまで一例であり、実績やスキルに応じて収入を増やすことも可能です。
Webライターの年収はどう決まる?仕事と給料の仕組み
Webライターは働き方がさまざまですが、年収はどのように決まるのでしょうか?
こちらでは、以下について解説していきます。
- Webライターの仕事
- Webライターの給料の仕組み
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. Webライターの仕事
Webライターの仕事は、Web上のメディアにある記事を執筆し、クライアントの集客や販売に繋げることです。
たとえば、メディアは以下のようにさまざまです。
- 企業の公式サイト
- 情報サイト
- まとめサイト
- ブログ
また、ジャンルも医療・法律・金融・保険・不動産といった専門分野から、恋愛・ペット・ダイエットのような一般的な事柄まで多岐にわたります。
仕事の中には知識や経験がない分野も多くあるため、基本は調べて資料を集め精査しながら執筆します。
2. Webライターの給料
Webライターの給料は、文字単価と記事単価で決まります。
基本は1文字〇円と明示されます。クラウドソーシングで未経験者が受注可能な案件の多くは1文字0.5円くらいです。
クラウドソーシングは未経験者も多いため、全体として相場より低めに設定されています。ただし、経験豊富なWebライターは単価も高くなります。
さらに、副業ライターより専業ライターのほうが実績やスキルも早く獲得できるので、収入アップに繋がりやすいといえるでしょう。
Webライターで年収1000万円も夢じゃない!高収入ライターの特徴5つ
「実力があれば1000万円も夢ではないと聞くけれど、実際に稼いでいる人はどんな人だろう?」
こんなふうに気になる人も多いかもしれませんね。
そこで、こちらでは高収入Webライターの特徴を5つ挙げていきます。
- 単価が高い
- 執筆スピードが早い
- 専門知識がある
- 営業力が高い
- 知名度がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 単価が高い
高収入ライターは単価の高い人が多いです。初心者ライターが1文字0.5円に対して、3円や5円の人もいます。
下の表で比べると、単価で大きく収入が変わることが分かります。
文字単価 | 文字数 | 1記事あたり収入 |
0.5円 | 5,000文字 | 2,500円 |
3円 | 5,000文字 | 15,000円 |
5円 | 5,000文字 | 25,000円 |
単価が高いとは、「知識・技術・経験」が豊富ということ。これから単価を上げるために、自ら学んで積極的に経験を積んでいく必要があります。
2. 執筆スピードが早い
高収入ライターは執筆スピードが早いです。当然、執筆の本数も多く収入が増えます。
たとえば、「早い」とは以下のように考えることができます。
- 知識があるためリサーチ時間が短い
- 構成を組み立てる能力が高い
- 文章の執筆に迷わない
- タイピングが早い
- 修正が少ない
ただし、高収入ライターも最初から完璧だったわけではなく、改善を繰り返してきた努力の結果だといえるでしょう。
3. 専門知識がある
高収入ライターは専門知識や得意分野を持っています。
たとえば、以下のようなジャンルは単価が高いといわれています。
- 医療
- 法律
- 金融
- 不動産
これらは専門的な内容になるため、看護師や社会保険労務士のようにジャンルに対応する国家資格を持っていると有利です。
また、AIやVRといった最新技術に関するものや、他の人が書けないジャンルにもマルチに対応できる人は重宝されます。
4. 営業力が高い
高収入ライターは営業力の高い人が多いです。
ただ仕事が与えられるのを待っているのではなく、自分からクライアントに売り込んだりメディアに直接営業をかけたりします。
記事を書くだけではなく、自分はクライアントのために何ができるのか、クライアントにどんな利益がもたらされるのかを考えて営業しています。
5. 知名度がある
高収入ライターには知名度がある人もいます。
主にTwitter・Facebook・noteといったSNSを有効に活用しています。日頃から情報発信をしているので、そこから編集者と繋がり仕事へ発展することもあるようです。
また、フォロワーが多い人=拡散力が高い人なので、記事を読んでもらえる可能性が高いこともライターとしての強みになります。
初心者Webライターが年収をアップさせる方法10選
Webライターは誰でも始められるため、同じようなレベルの人がたくさんいます。この中で頭ひとつ抜き出るためは、何が必要なのでしょうか?
そこで、こちらでは、初心者Webライターが年収をアップさせる方法を10個紹介します。
- Webライター講座を受ける
- PCスキルを磨く
- SEOについて学ぶ
- リサーチ力をつける
- 構成力と文章力を磨く
- WordPress操作を習得する
- ポートフォリオを作る
- 実績を積む
- 専門分野を作る
- 知名度を上げる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. Webライター講座を受ける
Webライターとして仕事が進まないなら、Webライター講座をおすすめします。
講座には以下のようなものがありますので、今の自分に足りないものを選択しましょう。
- 初心者向け
- スピードアップ
- SEOライティング
- セールスライティング
さらに、講座の卒業生限定で仕事が募集されることもあるので、仕事獲得のチャンスもアップしますよ。
Webライター講座については、関連記事「【成功の近道】Webライター養成講座のおすすめ10選!初心者OKのオンライン教材を紹介」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. PCスキルを磨く
WebライターにはPCスキルが必須です。なぜなら、タイピングの速度がそのまま執筆速度に直結するからです。
また、成果物のやりとりにはWordやGoogleドキュメントを、クライアントとの連絡にはChatworkやSlackを使うことが多いため、まずは使い方を学んで操作に慣れておきましょう。
3. SEOについて学ぶ
SEOとは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)を意味します。検索エンジンから見て理解しやすいような記事を書き、検索結果で上位表示されるように対策します。
WebライターにはSEOに苦手意識を持つ人も多いですが、SEOはクライアントの集客や販売に関係するので必須のスキルです。しっかり学んで他のライターと差をつけましょう。
SEOの本については関連記事「【強化書】Webライターにおすすめの本16選!独学するなら書籍で知識をつけよう」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
4. リサーチ力をつける
Webライターの記事は、執筆前の構成で決まるといわれます。そのためには、情報を集めて精査するリサーチ力が必要です。
記事の信頼性を確保するために調べるので、執筆より時間がかかる人も多いです。
リサーチ力は一朝一夕では身に付きません。毎回試行錯誤しながら、だんだんと質・スピードともアップさせていきましょう。
5. 構成力と文章力を磨く
品質の高い記事を書きたいなら、構成力と文章力を磨きましょう。
実際の対策としては以下のようなものがあります。
- 良質な記事を読んで構成と文章を学ぶ
- 良質な記事を写経することで文章の特徴や工夫を学ぶ
- 本を読んで語彙や表現方法をストックする
- ライティング講座で自分の文章を添削してもらう
これらは、構成や文章の作り方を学ぶのにおすすめですよ。
さらに、Webライターとしてスキルアップする方法については関連記事「【未経験OK】副業Webライターの始め方を8ステップで解説!スキルを上げるコツを伝授」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
6. WordPress操作を習得する
WordPressで直接入稿できると、WordPressを使えないWebライターと差別化を図ることができます。
さらに入稿するスキルとあわせて、以下も意識したいところです。
- 見やすい文章の配置や装飾
- スマートフォンで見たときのレイアウト
- 適切なイメージ写真選定や加工
ここまでできると、応募できる仕事の種類がグッと増えるでしょう。
7. ポートフォリオを作る
案件獲得の確率を上げたいなら、WordPressで自分のポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオがおすすめな理由は以下です。
- WordPressでの入稿スキルを証明できる
- 編集の手が入っていない自分の文章を見てもらえる
- アフィリエイト広告にも詳しくなる
WordPressが難しい人は、無料ブログやnoteで自分を知ってもらえる機会を作りましょう。
ポートフォリオの作り方については関連記事「【例文あり】Webライターのポートフォリオの作り方3ステップ【未経験こそ準備しておこう】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
8. 実績を積む
仕事の実績が増えてくると、Webライターとしての信頼性が高まり仕事が獲得しやすくなります。
実績を積むために今からできることは、以下のようなものがあります。
- 自分のポートフォリオを充実させる
- クラウドソーシングでの受注を重ねる
- 企業との直接契約ができるよう営業する
- ライター名を掲載できる案件に応募する
- 取材やインタビューにも挑戦する
これらは一朝一夕には達成できませんが、地道に努力を続けていきましょう。
9. 専門分野を作る
Webライターとして確実に収入アップしたいなら、専門分野を作りましょう。
特に医療・法律・金融・不動産のような難易度の高いジャンルでは、知識や資格をアピールできると有利です。
illustratorやPhotoshopでの制作経験がある人は、入稿スキルにあわせてイラストや画像制作も提案できますよ。
また、新たに資格を取得するのもおすすめです。勉強過程で得た知識は新しいジャンルの開拓にも繋がります。
10. 知名度を上げる
Webライターとして知名度を上げるのも、周りとの差別化に繋がります。
たとえば、積極的にSNSで発信することで、同じようにWebライターとして活動している人との繋がりが築け、新しい仕事に発展することもあります。
ただし、仕事の愚痴や秘匿内容などはご法度です。この人に依頼したいと思われるような前向きな情報を発信しましょう。
ぜひ、この記事を読んでWebライターの収入アップに繋げてくださいね!