「Webライターに魅力を感じるけど始め方が分からない」
「Webライターは未経験でも稼げる?」
「副業としてWebライターを始めたい」
そんなお悩みにお答えしていきます。
Webライターは、参入障壁が低いため未経験でも始められる人気の副業です。
しかし、始め方がよくわからず足踏みしてしまっている方も少なくないはず。
そこで、この記事では
- Webライターの仕事内容
- Webライターの始め方
- 仕事受注のコツ
- Webライターとしてレベルアップする方法
- 副業Webライターの注意点
と、副業Webライターについて詳しく解説します。
ぜひこの記事を参考にWebライターについて理解を深め、副業をスタートしてみてください。
【始め方の前に】そもそもWebライターとは!概要をサクッと紹介
そもそもWebライターとは、どんな仕事なのでしょうか?
こちらでは、Webライターについて、以下3つの項目で解説していきます。
- Webライターの仕事内容
- Webライターなら時間・場所の制限なく自由に働ける
- Webライターは参入障壁が低いので未経験でもOK
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.Webライターの仕事内容
Webライターとは、インターネット上の記事を作成する人です。
主な仕事内容として
- ネット広告の文章作成
- ECサイトに掲載する商品の説明文作成
- 企業のWebサイトに掲載するコラム記事作成
など、さまざまな仕事があります。
初めのうちは、難しく考えず「ネット上の記事を執筆している人」ぐらいの認識で大丈夫です。
2.Webライターなら時間・場所の制限なく自由に働ける
時間と場所に縛られず自由に働ける大きなメリットのある職業です。
仕事はほとんど、ネット上で完結。そのため「パソコン」と「ネット環境」さえあれば、どこでも働けます。
また、納品の期限さえ守ればいつ働いても問題ありません。
サラリーマンの方は、副業として土日にまとめて作業が可能。主婦の方も、家事や育児のスキマ時間を利用して働けます。
ここまで時間と場所に制限なく、自由に働けるのはWebライターの大きな特徴です。
3.Webライターは参入障壁が低いので未経験でもOK
Webライターは、専門知識が必要ないため未経験でも始められます。
基本的に資格が必要なく、プログラマーやWebデザイナーのような専門知識も必要ありません。パソコンにネットが繋がり、文字が打てれば誰でも始められます。
始めるハードルがここまで低い仕事は、なかなかありません。
しかし、未経験でスキルがない場合は低単価からのスタートという点は心得ておきましょう。
そのため、いきなり専業で始めるのはリスクが高く、まずは副業として小さく始めるというのが王道となっています。
【準備編】副業Webライターの始め方4ステップ
副業Webライターを始める前に、何が必要なのでしょうか?
こちらでは、副業Webライターを始める前の準備として、以下4ステップを解説します。
- PCとネット環境を用意する
- 副業用のメールアドレスを作る
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 基礎知識を身につける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.パソコンとネット環境を用意
まず初めにパソコンとネット環境は必ず必要です。
Webライターはネット上の記事を書くため、ネット環境は必要不可欠。スマホでも執筆できますが、比較的パソコンの方が効率は良いので準備しましょう。
パソコンはプライベートで使っているもので問題ないです。動画編集やプログラミングのような大容量を扱いませんので、低スペックのものでも執筆は可能。
しかし、あまりにも古いものを使用すると、執筆効率が下がるのでライターとして稼げるようになったら新しいパソコンを用意するのがおすすめです。
ネット環境は、自宅の通信回線でOKです。カフェなどの無料のWi-Fiを繋いでもいいですが、情報漏洩のリスクもあるため自分専用の通信回線を必ず用意しましょう。
パソコンとネット環境はWebライターにとっての重要な仕事道具です。初期投資だと思い、必ず準備しましょう。
2.副業用のメールアドレスを作る
パソコンとネット環境を準備したら副業用のメールアドレスを作ります。副業用にアドレスを作ると、受信メールの見逃しがなくなり、管理が楽になります。
作るアドレスはGmailがおすすめ。Googleアカウントを作ることで、
- Googleドキュメント
- Googleスプレットシート
- Googleスライド
- Googleドライブ
などのWebライターに必須のサービスを使えるようになります。特にGoogleドキュメントは、記事を納品する場合に使う場面が多々あるので必ず作りましょう。
また、作成したメールアドレスで他サービスのアカウントも合わせて登録すると便利です。
- ChatWork
- Slack
これらのサービスを登録しておくとクライアントとの連絡手段で支障が出にくくなります。
副業も事業の1つですので必ず専用のメールアドレスを作りましょう。
3.クラウドソーシングサイトに登録する
Webライター未経験で仕事を探すならクラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトとは、ネット上で仕事の発注や受注ができるサイトです。
未経験のうちから企業や個人から直接契約を取るのは非常に難しいです。しかし、クラウドソーシングサイトの利用で未経験の方でも案件を簡単に見つけられます。
クラウドソーシングサイトは多数ありますが、初めはクラウドワークスとランサーズに登録しましょう。クラウドソーシング国内最大手2社のため受注できる案件が非常に多いからです。
また、他にも
などのクラウドソーシングサイトがあるので興味のある方は、ぜひ登録してみてください。
4.基礎知識を身につける
クラウドソーシングサイトで仕事を探す前に、まず基礎知識を身につけます。
なぜならWebの文章には、学校で習う「起承転結」のような文章の書き方とは違うルールがいくつかあるためです。
基礎知識を身につけるために、以下2冊の書籍がおすすめです。
- 20歳の自分に受けさせたい文章講義:文章の型について学べる
- 沈黙のWebライティング:Webライティングの基礎知識が身につく
基礎知識だけ身につけたら実際に仕事を受注していき、インプットした内容を生かしアウトプットしていきましょう。
【実践編】副業Webライターの始め方4ステップ
実際にWebライターとして活動をするとき、どのように受注に至り、仕事を進めていくのでしょうか?
こちらでは、副業Webライターが稼ぐまでの方法を、以下4ステップで解説します。
- 仕事を探し応募する
- 執筆する
- 納品しフィードバックを受ける
- 報酬を受け取る
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.仕事を探し応募する
まず、クラウドソーシングサイトにてライティングを選び、仕事を探していきます。
仕事を選ぶ基準として、以下3つがあります。
- プロジェクト案件
- 文字単価が適正価格(0.5円〜1.5円程度)
- 自分が興味または知識のあるジャンル
プロジェクト案件ではなく、タスク案件の仕事は低単価。単発で終わってしまいクライアントと連絡をしませんので、スキルも上がらず稼ぎにくいです。そのため、必ずプロジェクト案件を選びましょう。
また、未経験者の文字単価の相場は0.5円〜1.5円程度です。適正価格より低い価格では、稼げず消耗していきます。1円以上の単価を狙いつつ0.6円〜0.8円の仕事で実績を積んでいくのがおすすめです。
絞り込みから文字単価や気になるジャンルを選べます。仕事を探すときに役立ててみてください。
2.執筆する
仕事を受注したら、クライアントが指定したテーマやマニュアルに沿って執筆を進めます。
クライアントが提示したマニュアルやルールは、ライターの方のために用意されたものです。ルールは必ず守り、質の高い記事を執筆しましょう。
また、自分の知識だけでは主観的で偏った記事になってしまうので、ネットや書籍を参考に客観的な記事を書くことが重要です。
執筆する上で注意点が1つあり、絶対に他記事のコピペはしないでください。クライアントに必ずバレて、信頼を失います。最悪の場合、損害賠償を請求される可能性もあります。
最初から、上手な記事は書けないので記事をたくさん執筆していき成長していきましょう。
3.納品しフィードバックを受ける
記事の執筆が完了したら、納品します。納期は必ず守りましょう。
納品前には必ず以下3つの項目を確認してください。
- 誤字脱字がないか
- クライアントの指定に沿って執筆しているか
- 入稿方法は間違っていないか
特に誤字脱字の多いライターは継続の依頼を受けにくいので何度も確認しましょう。
納品後にクライアントから修正依頼がある場合があります。修正依頼はライターが成長するきっかけになりますので、丁寧な対応を心がけましょう。
クライアントはルールや修正点を、今後の執筆に活かせるライターを高く評価する傾向にあります。修正箇所は今後の執筆活動に活かしましょう。
4.報酬を受け取る
納品が完了したら、報酬を受け取ります。
クラウドソーシングサイトを経由して報酬が支払われるので未払いの心配はありません。しかし直接契約に比べ手数料を多く取られてしまうデメリットもあります。
クラウドソーシングで仕事を何件か受注し慣れてきたら、Twitterやライターのコミュニティなどで仕事を探してみましょう。
クラウドソーシングを挟まずに、直接契約できれば報酬を上げやすいですので、ぜひ実践してみてください。
副業Webライターを始めてもなかなか仕事を受注できないときの対処法4選
Webライターとして仕事をたくさん受注するためには、どのような工夫が必要でしょうか?
こちらでは、仕事が受注できないときの対処法を、以下4つの項目で解説します。
- たくさん応募する
- プロフィールを充実させる
- ポートフォリオを作成する
- スキルを身につける
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.たくさん応募する
仕事を受注するためには、たくさん仕事を応募するのも重要です。
Webライターに限らず、プログラマーやWebデザイナーでも実績のある人が仕事を受注しやすいです。実績のない未経験者は信用が低いため、なかなか仕事を受注できません。
未経験者はより多くの案件に応募して実績を積んでいく必要があります。
もし、20件や30件近くプロジェクト案件を応募して仕事が取れなかった場合、以下の方法で実績を積んでいきましょう。
- タスク案件を複数受注し、アカウントの信用を上げる
- 文字単価0.5円以下のプロジェクト案件を受注し、実績を作る
クラウドソーシングサイトでは、過去の実績が表示されるので、仕事をたくさんこなしクライアントからの評価が上がれば仕事を受注しやすくなります。
初めのうちは単価に縛られず、たくさん応募し実績作りを意識しましょう。
2.プロフィールを充実させる
副業Webライターは、プロフィールに力を注ぐ必要があります。
クライアントはプロフィールからライターの情報を得ます。プロフィールに魅力的な情報が書かれていればクライアント側からオファーが来ることも!
魅力的なプロフィールにするために、必ず以下の項目を書きましょう。
- 経歴:本業や学歴でもOK
- ライティング関連のスキル:ワードやエクセルなど
- 使えるツール:ワードやGoogleドキュメントなど
- 好きなこと、得意なこと:本業の知識や趣味について詳しく
- 対応可能な時間帯:クライアントに信頼されるために
- 稼働している曜日:クライアントが納期の予測を立てられる
特に好きなこと、得意なことはしっかりプロフィールに記載しましょう。
ライターの記事のジャンルは多種多様です。それぞれのジャンルに精通していると仕事の採用率が上がります。そのため、プロフィールを充実させるのはとても大切な要素です。
また、未経験者のプロフィールによくあるミスとして、未経験であることを記載してしまうというものがあります。
クライアントからしたら実績がない未経験に仕事を依頼する可能性は極めて低いです。これを書くのと書かないのとでは、受注率が大きく変わるので注意しましょう。
3.ポートフォリオを作成する
ポートフォリオを作り、ライターの実力を示しましょう。
未経験で仕事を受注しにくい理由の一つに、ライターの実力が分からないというものがあります。実力のわからないライターを採用するのは、クライアント側からしたらリスクを伴うので仕事を依頼しにくいです。
そのため、実績作りのためにもブログやnoteで記事を複数執筆しポートフォリオとして載せましょう。
そうすることで、クライアントもライターの文章力を把握した上で仕事を依頼できるのでミスマッチを防げるようになります。
また、記事執筆の練習にもなるため、レベルアップにも繋がり一石二鳥です。
未経験Webライターは必ずポートフォリオで自分の実力を示しましょう。
4.スキルを身につける
スキルを身につけてライターとしてレベルアップするのも大切です。
なぜなら、スキルアップは仕事の受注率が上がる他に単価アップにも繋がるためです。
Webライターで稼ぐためのスキルとして以下のものがあります。
- ライティング力:読みやすい文章を書くために必要不可欠。Webライティングには「誰が読んでも分かりやすい文章」が求められます。
- リサーチ能力:Webライターには、正しい情報を簡潔に伝える必要があります。そのため、ネットや専門書から正しい情報をリサーチする能力が求められます。
- SEOの知識:SEOとは、執筆した記事をGoogleなどの検索エンジンで上位表示させるテクニックです。上位表示させると、サイトへのアクセスを増やせます。
- コミュニケーション能力:クライアントとのやりとりには、最低限のビジネスマナーが必要です。直接クライアントに会わないからこそ対応は丁寧に行いましょう。
特に未経験Webライターは、コミュニケーション能力を軽視しがちです。
- 納期を守る
- 連絡をスムーズにする
- 記事作成のルールに従う
副業であっても仕事であることを忘れずに、社会人としての対応を心がけましょう。ルールをしっかり守れることも強みの一つになり、クライアントからの評価上がっていきます。
副業Webライターを始めた方がスキルを高めるためのヒント
どうすればライターとしてスキルを高められるでしょうか。
こちらでは、Webライターがスキルを高める方法について、以下4つの項目で解説していきます。
- スクール・講座で学ぶ
- ブログを運営する
- 良質な記事を読み写経する
- 執筆記事の添削を受ける
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.スクール・講座で学ぶ
スキルを最速で身につけたい方には、スクールや講座の受講がおすすめです。
Webライターは文章の書き方をインプットし、実際に執筆。執筆した記事を添削してもらうのが上達の近道です。
書籍や動画サービスでもスクール・講座の内容を学習できますが、自分の文章を客観的に見直せません。
そのため、スクールや講座を選ぶ際には、添削指導がついているサービスを選びましょう。
2.ブログを運営する
自身でブログを運営するとライターとしてレベルアップできます。
ブログ記事を執筆するには、
- KW選定
- 構成作成
- 競合記事のリサーチ
- 記事執筆
- 記事の投稿
と、さまざまなスキルが求められます。ブログから収入を得られる頃には、希少価値の高いライターになっているでしょう。
また、未経験のうちは記事をたくさん書くことで執筆にも慣れます。書いた記事はポートフォリオとしてクライアントに提出できるメリットも!
Webライターのブログ運営はメリット多数なのでぜひ始めてみてください。
3.良質な記事を読み写経する
日頃、検索した記事の中で読みやすいと感じた記事を「音読」「写経」すると、無料でたくさんの学びがあります。
良質な記事は読むだけでは、あまり効果はありません。音読と写経をすることで以下の効果を得られます。
- 音読:文章のリズム、句読点の打ち方を学べる
- 写経:新しい言い回し、改行のタイミングを学べる
未経験者、経験者それぞれに学びのある方法ですので、ぜひ実践してみてください。
4.執筆記事の添削を受ける
Webライターは記事の添削を受けるのが一番のレベルアップ方法です。
実際に自分の足りないスキルがわかるため、添削箇所を活かし成長できます。すでに仕事を受けている人なら、納品した記事のフィードバックから学べます。
また、フィードバックは必ずまとめておきましょう。次回の執筆に活かすとクライアントからも喜ばれ、継続の案件をもらいやすくなります。
まだ仕事を受注していない方は、MENTAなどのメンターサービスを利用すると記事の添削を受けられます。
とはいえ、受講前に添削者の実力が分かりにくいというデメリットもあるので、良いメンターに出会えたときは、再度利用できるように覚えておきましょう。
副業Webライター3つの注意点
副業Webライターにはどんな注意点があるのでしょうか。
こちらでは、副業Webライターの注意点について、以下3つの項目で解説していきます。
- 副業禁止の会社に注意
- プライベートの時間が減る
- 本業を疎かにしてはいけない
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.副業禁止の会社に注意
就業規則で副業禁止の会社があるので注意が必要です。
副業を解禁する企業は徐々に増えていますが、半数近くの企業は今でも禁止となっています。また、公務員は法律で副業が禁止されています。
特に、確定申告や飲み会の失言によって副業がバレることも多く、オフのタイミングでも気が抜けないでしょう。
禁止されている副業が見つかった場合、公務員は懲戒免職に。会社員は就業規則によって処分を受ける可能性があるのを理解しておきましょう。
2.プライベートの時間が減る
副業Webライターは、プライベートの時間を確保しにくくなります。
記事を書いた分だけ報酬が増えるので時間の切り売りになりがちです。大きく稼ぐには、たくさん記事を書かなければなりません。そのため、副業では時間が足りなくなりがちです。
また、企業と長期で継続案件の契約を結んだ際にも注意が必要です。一定期間に記事を執筆していくため、納期に追われる日々になってしまいます。
「納期の延長や執筆記事数の変更を伝えたい」が、契約が解除される不安からなかなか伝えにくいです。
初めのうちは低単価案件で時間の切り売りになりがちですので、単価アップや仕事効率アップは長期で稼ぐために重要な要素です。
3.本業を疎かにしてはいけない
副業が軌道に乗ると本業を疎かにする方もいます。
Webライターはパソコンさえあれば時間と場所に縛られずにできるので、会社で副業ができてしまいます。
当たり前ですが、本業の時間に副業は絶対にやってはいけません。もしバレたら大きな問題になり、減給や解雇の原因になることも。
副業はあくまで本業に支障をきたさないようにスキマ時間で行いましょう。
ぜひ、この記事を参考に副業でWebライターを始めてみてください!