「執筆スピードを早くして1日の文字数を増やすには?」
「Webライター1日の執筆文字数はどのくらい?」
「執筆スピードをアップするコツは?」
そんなお悩みにお答えしていきます。
Webライターは文章を書くことが仕事です。1日に執筆できる文字数が多ければ、収入を増やせます。
稼いでいるWebライターは1日にどのくらいの文字数を執筆しているのでしょうか?また、なかなか執筆スピードが上がらずに、悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
そこで、この記事では
- Webライター1日の文字数
- 執筆スピードアップのコツ
- 執筆スピードより大切なこと
と、Webライター1日の文字数や執筆スピードアップのコツについて詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、1日の執筆文字数を増やし、収入アップを目指してみてください。
Webライターの文字数についてサクッと解説
基本的に1人で仕事をするため、他のWebライターの執筆文字数を知る機会は少ないです。自身の執筆文字数について、気になる方も多いのではないでしょうか?
こちらでは、Webライターの文字数について、以下2つの項目で解説していきます。
- 1記事あたりの文字数
- 1日あたりの執筆文字数
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.1記事あたりの文字数
Webライターが執筆する記事の文字数は、一般的に3,000〜6,000文字がです。
ジャンルや記事の内容によっても異なりますが、短い記事であれば500〜1,000文字程度。長い記事だと、10,000文字を超える場合もあります。
Webライターを始めたばかりの初心者には、3,000〜5,000文字程度の案件がおすすめです。
- ある程度の収入を得られる
- 構成作成や文章の型などのスキルが身に付く
- 執筆がしやすい
自身が無理なく執筆でき、スキルアップも可能な記事執筆ができるのが理想ですね。
2.1日あたりの執筆文字数
一般的なライターの執筆文字数は、1時間に2,000文字程度です。リサーチ時間も含めると、1日10,000文字程度になります。
Webライターはリサーチにも時間が必要。単純な執筆スピードだけでは、1日の文字数は分かりにくいです。
単価の高いライターほどリサーチなど、執筆以外の考える時間が増えていきます。
執筆スピードは慣れれば、誰でも速くなります。記事の執筆を継続し、スピードアップしていきましょう。
Webライターが効率的に1日の文字数を増やすコツ【総合】
執筆スピードが速いライターになるためには、どのようなコツがあるのでしょうか?
こちらでは、記事執筆の総合的なスピードを上げるコツについて、以下6つの項目で解説していきます。
- いきなり書き始めない
- 時間を計りながら作業する
- 集中しやすい環境を作る
- タッチタイピングを練習する
- ショートカットキーを使う
- 専門分野の仕事を請ける・知識を身につける
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.いきなり書き始めない
本文を執筆する前に、リサーチを行ってから記事を書き始めましょう。
調べながら、記事執筆をしていては効率が悪いです。まず初めに事前情報をリサーチし、WordやGoogleドキュメントのようなアプリにまとめましょう。
リサーチ内容を参考に記事執筆することで、画面を切り替えることなくスムーズに作業を行えます。
継続案件で未経験ジャンルの場合、専門書籍を1冊読むのもおすすめ。初めに読んでしまえば、リサーチ効率も格段に高くなるでしょう。
2.時間を計りながら作業をする
時間を計りながら作業することで、執筆スピードが速くなります。
時間を決めて作業をしなければ、作業時間はどんどん長くなってしまうためです。(パーキンソンの法則)
時間を計りながら作業するおすすめの方法は、ポモドーロ・テクニック。25分作業5分休憩を繰り返すだけですが、集中力が継続します。
25分間で行う作業内容を決めておけば、時間に追われて執筆スピードも早くなるでしょう。
3.集中しやすい環境を作る
作業環境によっても集中力が変わり執筆スピードに影響します。
集中しやすい環境を作るコツは以下の通りです。
- 作業スペースの周りに不要なものを置かない
- テレビやゲームなどの娯楽がある部屋で作業しない
- 機能性の高い椅子と机を使う
自宅で集中できない場合は、カフェや図書館で作業するのもおすすめです。
また、パソコンはWebライターによって最も重要な仕事道具。そのため10年前など、あまりにも古いものを使用している場合は買い替えを検討しましょう。
パソコンのおすすめについては関連記事「KW:Webライターパソコンおすすめ」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
4.タッチタイピングを練習する
タイピングスピードアップで執筆スピードは速くなります。
ただ単純にスピードが上がるだけでなく打ち間違えも減少。そのため、誤字脱字が減り品質の向上にも繋がります。
練習におすすめのアプリは以下の4つです。
習得するには、練習を重ね徐々に身につけていくしかありません。正しいホームポジションを覚え、配置を見ずにタイピングしていきましょう。
5.ショートカットキーを使う
ショートカットキーは必ず覚えましょう。
マウスを使わず、キーボードで操作することで効率よく作業が可能。1回数秒の短縮でも数千字書く頃には、執筆時間に大きな差が生まれます。
- Ctrl(Command)+C コピー
- Ctrl(Command)+X カット(切り取り)
- Ctrl(Command)+V ペースト(貼り付け)
- Ctrl(Command)+Z 一つ戻る
- Ctrl(Command)+Y やり直し(一つ戻るをキャンセル)
- Ctrl(Command)+A すべてを選択
- Ctrl(Command)+F 検索
上記のショートカットを活用してみてください。作業スペースの見える範囲に付箋等で貼っておき覚えましょう。
6.専門分野の仕事を請ける・知識を身につける
専門分野の知識を身につけ、仕事を受注すれば仕事が早くなります。
知っている内容が多いため、リサーチに時間がかかりません。また、内容が濃くなり、一次情報が増えるなどメリットも多数。
記事の質が高くなるため、単価も上がりやすいです。ぜひ専門分野を身につけ、チャンスがあれば挑戦しましょう。
Webライターが効率的に1日の文字数を増やすコツ【リサーチ】
リサーチを素早く行うには、どのようなコツがあるのでしょうか?
こちらでは、リサーチのスピードアップのコツについて、以下3つの項目で解説していきます。
- ラッコツールズを活用
- ブックマークを設定
- Clipyの使用
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.ラッコツールズを活用
ラッコツールズを使用することで構成作りの助けとなります。上位10記事の以下のような要素を表示可能です。
- タイトル
- 見出し(hタグ)
- 文字数
競合記事の傾向を掴むのにとても便利です。
- 実際の検索順位とズレることがある
- 競合サイトの見出しが微妙だと機能しない
上記のような弱点もあります。しかし、Webライターとして働くあなたの助けになることは、間違い無いでしょう。
2.ブックマークを設定
よく見るサイトはブックマークしておくのもおすすめです。リサーチのたびに検索をしていては時間がかかってしまいます。
ブックマークの設定方法は以下の3ステップです。(GoogleChrom)
- ブックマークしたいサイトを開く
- 右上の☆マークをタップ
- 完了を押す
よく使うツールについてもブックマークして、すぐに使えるようにしきましょう。
3.Clipyの使用
Clipyとはコピーの履歴をさかのぼりペーストできるツールです。
Webライターはコピー&ペーストする機会が多数。一度コピーした内容を履歴として保存できるのは、便利ですね。
執筆するときの定型文を入れておけば記事執筆の際にも役立ちます。
注意点としてClipyはMac専用アプリです。Windowsの方はCliborを使用してみてください。
Webライターが効率的に1日の文字数を増やすコツ【執筆】
記事を執筆する際に、単純に執筆スピードを上げるにはどうすれば良いのでしょうか?
こちらでは、執筆スピードアップのコツについて、以下3つの項目で解説していきます。
- 辞書登録を設定
- 音声入力の活用
- 文章の型を覚える
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.辞書登録を設定
よく使う言葉は辞書登録しましょう。
タイピング量を減らせるので執筆速度が速くなります。
- かい→解説していきます
- ごら→ご覧ください
上記のように、定型文を登録してみてください。
また、正式名称も登録してみてください。打ち間違えもなくなるため、品質アップにも繋がります。
- つい→Twitter
- いんす→Instagram
- ふぇい→Facebook
特にクライアントが扱っている商品の正式名称ミスはNGです。仕事を受注した時点で登録し、ミスを減らしましょう。
2.音声入力の活用
音声入力は実際に入力するより格段に早く記事執筆ができます。型が決まっていたり、砕けた口調を求められたりする文章には特に有効です。
おすすめアプリはGoogle音声入力。無料で利用でき、認識精度やスピードが特に優秀です。
注意点として、話し言葉には気をつけましょう。「ら抜き言葉」「い抜き言葉」など日頃から自然と使ってしまっている場合が多いです。
そのため、記事執筆後の誤字チェックはいつもより丁寧に行いましょう。
文章の型を覚える
文章の型を覚えることで、考える時間が減ります。
まずはPREP法から覚えましょう。PREP法とは、結論を伝えてから理由を解説する方法です。以下のような文章構成となっています。
- Point(結論)
- Reason(理由)
- Example(具体例)
- Point(結論)
PREP法のほかにも、SDS法やPASONAの法則があります。文章の型を覚え、品質と執筆速度を速くしていきましょう。
Webライター1日の文字数より重要な要素
Webライターには、1日に執筆できる文字数を増やすことが大切なのでしょうか?
こちらでは、Webライターの執筆スピードより大切な要素について、以下2つの項目で解説していきます。
- 文字単価
- クライアントとの関係
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.文字単価
Webライターにとって文字単価は重要な要素の1つです。
執筆スピードを上げ、書ける文字数を増やすより収入アップしやすいためです。
- 1日に2万文字書ける文字単価1円ライター:日給2万円
- 1日に1万文字かける文字単価3円ライター:日給3万円
1日に書ける文字数には限界がありますが、文字単価はスキルに応じて青天井に増やせます。文字単価が10円の高単価ライターの方も存在するようです。
執筆スピードばかりに囚われずに、スキルアップにも時間を使いましょう。
文字単価アップの方法については関連記事「【やればできる】Webライターの単価の上げ方3選!仕事内容別の相場を知りスキルアップを目指そう」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
2.クライアントとの関係
クライアントとの関係は仕事をする上で特に重要です。良好な関係を築くことで以下のメリットがあります。
- 他にも仕事を振ってもらえる
- 良質なフィードバックやアドバイスを受けられる
- 単価や納期の交渉がやりやすい
クライアントとの関係性を疎かにしては、仕事が受注できずにライター業ができなくなる可能性もあります。
- 返信はなるべく早くする
- 嘘をつかない
- 納期を守る
- 記事の質を最大限に高める
上記のように、クライアントとの関係性を気づくために誠実な対応を心がけましょう。
ぜひこの記事を参考に、1日の執筆文字数を増やし、収入アップを目指してみてください。