「クラウドワークスを使い始めたものの、トラブル案件が多くて怖い…!」
「怖い思いをしたり騙されたりはしたくない…」
「良い案件とやばい案件を見分ける方法を知りたい」
副業を始めるのにクラウドワークスを使ってみようと思っている方も多いはず。
しかし「騙された」「相手がバックレた」といったドキッとする評判を見つけてしまったら、使うのも不安になってしますよね。
そこで、この記事では、
- クラウドワークスでよくあるトラブル7つの事例
- トラブルに巻き込まれないために注意したいポイント6つ
- クラウドソーシングで収入を上げる2つの方法
について解説していきます。
トラブルを回避しつつクラウドワークスを賢く活用して、副業を成功させましょう!
クラウドワークスってどんなサービス?初心者向けに30秒でサクッと解説
クラウドワークスは、案件発注数570万件の「国内最大級」といわれる総合型クラウドソーシングサービス。時間や場所に縛られず副業できるシステムなので、多くの方が利用しています。
たとえば、以下のような案件があります。
- データ入力・アンケートなどの軽作業
- ネーミングやアイディア
- 記事作成やライティング
- Webデザインやホームページ制作
- ロゴやデザイン制作
- システム開発や運用
- 音楽制作
- 動画制作
- 翻訳・通訳サービス
データ入力・アンケートといった初心者でも気軽に取り組める仕事や、システム開発・デザインといったその道のプロ向けの仕事まで充実しているのが特徴です。
クラウドワークスが怖い!よくあるトラブル7事例
案件数豊富で利用者の多いクラウドワークスですが、「怖い」という声が多いのも事実。いったいどうしてなのでしょうか。
よくあるトラブル事例として、以下の7つが挙げられます。
- 個人情報を聞いてくるクライアントがいる
- 詐欺案件に勧誘するクライアントがいる
- クラウドワークス外での直接取引を申し込んでくる
- クライアントと連絡が取れなくなる
- 契約時点で含まれていない仕事を追加される
- 単価が低すぎる案件であふれている
- 初心者を狙った悪質なスカウトがくる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 個人情報を聞いてくるクライアントがいる
クラウドワークスに登録した際には、自分のプロフィールに以下のような情報を追加します。
- ワーカー(受注者)としての基本情報や自己PR
- スキルについての詳細
- ポートフォリオやこれまでの経歴
クラウドワークス内で仕事を受注する場合には、これらの情報だけで十分やりとりが可能です。報酬の支払いもクラウドワークス内で完結します。
しかし、クライアントのなかには、ワーカーの個人情報である「メールアドレス」や「LINEのID」を聞いてくる人がいます。直接取引などの規約違反行為や、詐欺案件への誘導目的の可能性が高いので、まだ信用に足らない相手の場合は絶対に教えないようにしましょう。
契約~仮払い完了後に、業務を進める都合でメールやChatworkのようなツールで連絡を取ることはありますが、契約前に個人情報を聞くことは利用規約違反となっていることも合わせて覚えておいてください。
2. 詐欺案件に勧誘するクライアントがいる
クラウドワークスには、最初から仕事の発注ではなく「詐欺案件への勧誘」が目的のクライアントが存在します。
よくある例は以下のとおりです。
- ねずみ講への勧誘
- MLM(マルチレベルマーケティング)への勧誘
- 商品を代理購入させようとする
このような勧誘はクラウドワークスですべて禁止されている行為です。監視の目をくぐりクラウドワークス外で連絡がとれるようにと、ワーカーのメールアドレスやLINEのIDを聞いてくるのです。
契約前に個人情報を聞いてくるクライアントは怪しいと思うようにしましょう。悪質なクライアントの中には、複数のアカウントを用いて接触してくる場合もあるので注意が必要です。
3. クラウドワークス外での直接取引を申し込んでくる
クラウドワークスでは、サービス内で案件の受注から報酬支払まで完結できます。
そのためクラウドワークスの仕事は、クラウドワークス内で行うのが決まりです。クラウドワークス外でのクライアントとの直接取引は禁止されています。
しかし「支払手数料を浮かせたい」「支払いをしないで逃げる」などを目的とし、直接取引が禁止だと知っていながらも外部でのやりとりに誘導する悪質なクライアントがいるので注意しましょう。
4. クライアントと連絡が取れなくなる
クラウドワークスでは、契約をして納品したにも関わらずクライアントと連絡が取れなくなるケースも多く見られます。
クライアントには企業だけではなく個人ユーザーも含まれるため、当人の都合によっては連絡が滞る場合もあります。しかし、なかには故意的に「報酬を振り込まない」「バックレる」悪質なクライアントがいます。
ワーカーの中には待てど暮らせど報酬の支払いをしてもらえず、クラウドワークスの運営窓口に相談して対応してもらったケースも。このようなクライアントを引いてしまった場合の対処法として、1つ頭に入れておきましょう。
5. 契約時点で含まれていない仕事を追加される
クラウドワークスには、契約の時点で明記していない業務を後から追加してくるクライアントがいます。本来、追加業務にはその分の支払いが発生するのが当然ですが、報酬単価の変更を行わないケースも見られます。
悪質な場合だと、テストライティングと称して執筆を依頼。不採用とは知らせずに「修正や画像選定」といった付随業務までやらせたケースがあります。
たしかに、このような方法を取れば「正規価格よりひと回りもふた回りも安い報酬単価」もしくは「無料」で記事を量産できるでしょう。しかし、同様の手口が継続的に行われれば、多くのワーカーから通報が相次ぐことは想像に難くありません。
6. 単価が低すぎる案件であふれている
クラウドワークスの案件は単価が低すぎるものが多いといわれます。
たとえば、ライティングだと「1文字1円~」が相場だといわれていますが、クラウドワークスでは「1文字0.1円」の案件も多く見られます。
1文字0.1円だと1,000文字書いても100円です。仮に2時間かけて書いたなら時給50円。手数料を引かれることを考えると、実際の手取りはさらに低くなります。これではワーカーがいくら頑張っても稼げるようにはなりませんよね。
ほかにも注意が必要なのは、以下のようなものです。
- 初心者歓迎・報酬は低いがフィードバックを受けられるためスキルが上がる
- 採用されれば1文字2円だが、テストのため1万文字500円
このようなフォローを前面に出した低単価案件や、明らかに労働力に見合わないテストと称した搾取案件も多く見られます。
7. 初心者を狙った悪質なスカウトがくる
クラウドワークスには「スカウト機能」があります。本来は、クライアントが求めるスキルを持つワーカーを指名して、仕事を依頼するための仕組みです。
しかし、この便利な仕組みを利用して、初心者を狙う悪質なスカウトも存在します。
理由としては、初心者ワーカーは「クラウドワークスの仕組みが分かっていない」「相場が分かっていないから安く使える」といったもので、超低単価の仕事や膨大な作業などを依頼するためです。
スカウトがきたからと喜んで飛びつくのではなく、冷静な視点で内容を確認しましょう。
クラウドワークスで怖いトラブルに巻き込まれないために!注意したいポイント6つ
クラウドワークスでトラブルを回避し賢く活用するためには、一体どうしたらいいのでしょうか?
注意したいポイントは6つあります。
- クライアントの身元・実績・評価を必ず確認する
- 仕事内容を詳細まで確認する
- 直接取引は絶対に行わない
- 単価の低すぎる案件は受けない
- 仮払いを確認した後に作業を始める
- 怖いと感じたときはためらわず運営に連絡する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. クライアントの身元・実績・評価を必ず確認する
仕事の応募や契約をする前に、クライアントの身元・実績・評価を必ず確認しましょう。
- 身元:本人確認が完了し一定の条件を満たした「認定クライアント」からの受注に絞る。仮にトラブルが起きても、身元が特定できるので安心して取引できる。
- 実績:ある程度依頼実績の件数が多いクライアントのほうが対応に慣れている。
- 評価:ワーカーからの評価とコメントをチェックしておく。評価が低いクライアントは、何か問題があると考えるのが自然。極力関わらないほうが良い。
特に、評価の見極めは難しいところ。発注者・受注者ともに星5つで評価する制度ですが、ワーカーからすれば「今後の自分の評価に影響するかもしれない」「他のクライアントから悪く思われたくない」など、他のことを考慮して星5つをつけている場合も多くあります。
こういった事情も加味して、すべての評価を鵜呑みにしないことも重要です。
2. 仕事内容を詳細まで確認する
案件の契約をする前に、分からないことは必ずクライアントに確認しましょう。
たとえば、ライティングの案件ならば以下のようなことです。
- 担当する記事数
- 1記事あたりの文字数(5,000文字など)
- 記事の単価や文字単価(1記事5,000円・1文字1円など)
- 記事の内容(ジャンルなど)
- 構成作成の有無
- WordPressに直接入稿の有無
- 装飾の有無
- 写真選定や加工の有無
- マニュアルの有無
ワーカーが細かく確認することで、報酬の変更をせずに業務の追加を依頼してくる悪質なクライアントへの牽制になるでしょう。
3. 直接取引は絶対に行わない
クラウドワークス内の案件で、クライアントと直接取引するのは絶対にやめましょう。なぜなら、直接取引はクラウドワークスが禁止しているからです。
また、直接取引に誘導するクライアントの中には、詐欺目的や報酬支払いから逃げる悪質な人も。
このようなトラブルが起きても、クラウドワークス内でやりとりをしていないと運営側に対応してもらうことはできません。頑張って納品をしても、報酬を支払ってもらえずに泣き寝入りになってしまいますよ。
4. 単価の低すぎる案件は受けない
クラウドワークスを始めたばかりは、提案書を送るプロジェクト形式の仕事は競争が激しくてなかなか受注できないかもしれません。だからといって、焦って超低単価の案件を受けるのはやめましょう。
副収入が欲しいからクラウドワークスを利用したのに、労働の時間の割に報酬が稼げないのでは意味がなく、心が折れて継続するのも難しいでしょう。さらに超低単価でもいいと受注し続ける人がいる限り、悪質なクライアントは減りません。
搾取案件に応募しないことは、自分だけでなく周りのワーカーを守るためにも大切なポイントなのです。
5. 仮払いを確認した後に作業を始める
クラウドワークスで仕事をする場合には、必ずクライアントが仮払いを完了した後に作業を開始しましょう。仮払いを完了していないと、相手と連絡が取れなくなったり報酬支払いをしないで逃げてしまったりした際に、報酬を回収できなくなります。
仮払いを受けていれば、クラウドワークスの運営窓口に相談して対応してもらえます。クラウドワークスのシステム利用手数料は高いといわれますが、このようなトラブル対応の保険でもあるのです。
6. 怖いと感じたときはためらわず運営に連絡する
ワーカーがどんなに誠実に対応しても、残念ながら悪質なクライアントは存在します。利用規約の違反や脅しなど怖いと感じたときは、ためらわずに運営窓口に相談しましょう。
悪質なクライアントには連絡や退会措置といった対応を取ってもらえます。その際にも、実際のやり取りが見えるように「クラウドワークス内でやりとりをすること」が重要になります。
必ず、クライアントとのやり取りがわかるURLを貼って連絡しましょう。また、クライアント側が証拠を削除しても困らないようにスクリーンショットをとっておくことも大切です。
クラウドワークスは怖いけれどクラウドソーシングで稼ぎたい人へ!確実に収入を上げる2つの方法
副収入は魅力的だけど、クラウドワークスの超低単価案件や詐欺案件が怖くて、ためらってしまう人も多いはず。
こちらでは、副業におすすめの仕事の取り方を2つ紹介します。
- マッチングサイトを活用する
- 有料講座で卒業生限定の案件を活用する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. マッチングサイトを活用する
個人の発注者が多いクラウドワークスでは、悪質なクライアントが多いのも事実です。そこで、スキルのある人やある程度実績を積んだ人は、法人クライアントが多いマッチングサイトの活用を検討してみましょう。
マッチングサイトでは、クライアントとワーカーを直接結びつけます。クラウドワークスのように、受注者がプラットフォームの利用手数料を取られることがないので、より大きく稼ぎたい方にも向いているでしょう。
その中でもおすすめなのは、クラウドワークスと同じ会社が運営するクラウドテック。専任のアドバイザーを介して仕事探しができ、仕事の稼働後もサポート抜群で安心ですよ!
報酬も当月末締め、翌月15日支払いと業界最短。福利厚生も受けられます。書類審査と面談があり仕事で求められるスキルのレベルは上がりますが、単価も上がるので稼ぎたい人におすすめです。
2. 有料講座で卒業生限定の案件を活用する
相場の単価で稼ぎたい人は、有料講座で卒業生限定の案件を活用するのがおすすめです。何も分からないまま副業をスタートするよりは、稼げるようになるまでの期間がグッと短縮されるでしょう。
また、受講生や卒業生限定で紹介される案件は先輩たちによってクライアントとの信頼関係がすでに構築されているので、低単価を回避でき確実に支払いがされるので安心ですよ。
もちろん、初期投資として有料講座の受講料がかかる点には注意が必要です。しかし、仕事紹介までがセットなら有料講座の代金は十分に回収できるので、長期的な視点を持って受講を検討してみてください。
ぜひこの記事を参考に、クラウドソーシングを上手に活用して稼いでくださいね!