「Webライターは稼げるって聞いたけれど本当?なんか怪しい…。」
「大学生でも未経験から仕事獲得できるのかな?」
「そもそもWebライターってどんな仕事なの?」
Webライターは需要も多く、年齢・性別に関係なくチャレンジできる仕事です。コロナ禍の影響で始める人がどんどん増えています。
とはいえ「在宅で稼げることには興味があるけれど、ぶっちゃけ何をするのかよく分からない…」と、二の足を踏んでいる方も多いはず。
そこで、この記事では、
- Webライターの仕事とは?
- Webライターを始めるメリット・デメリット
- Webライターで稼ぐために知っておきたいこと
について解説していきます。
もちろん、大学生のあなたにも大いにチャンスがありますよ。
この記事で不安を解消し、ぜひWebライターにチャレンジしてくださいね!
そもそもWebライターとは?仕事内容をサクッと解説
Webライターとは、Web媒体の記事を書く人のこと。
たとえば、あなたが「Webライター 仕事内容」とGoogle検索したときに、該当する記事が一覧表示されますね。このような記事の多くはWebライターによって作られています。
読者の「知りたいこと」に対し問題解決できる記事を作ること・クライアントの集客や売り上げをアップするための記事を作ることがWebライターの仕事です。
大学生でもWebライターで稼げる?よくある質問2つ
「Webライターに興味はあるけれど、大学生でもできるか不安だな…」と思っている人へ向けて、よくある質問2つに答えていきます。
- Webライターはいくら稼げる?
- 未経験でも本当に大丈夫?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
質問1. Webライターはいくら稼げる?
Webライターの報酬は、以下のような単価で計算されています。
- 文字単価:1文字あたり◯円
- 記事単価:1記事あたり◯円
初心者ライターが目指すべき単価の目安は「1文字1円」といわれていますが、スキルや経験に応じて変動します。
以下の表で、ひと月に5万円稼ぐ場合を例に比べてみましょう。
文字単価 | 文字数 | 1記事の報酬 | 5万円までの必要本数 |
0.5円 | 5,000字 | 2,500円 | 20本 |
1円 | 5,000字 | 5,000円 | 10本 |
4円 | 5,000字 | 20,000円 | 2.5本 |
1文字0.5円の人が5万円稼ぐには「20本」の執筆が必要ですが、4円の人なら「2.5本」です。単価で報酬が大きく変わるので、未経験の場合は「1文字0.5円」程度から始め、スキルを磨いていきましょう。
質問2. 未経験でも本当に大丈夫?
Webライターは「年齢」や「性別」が一切関係のない仕事。誰でもチャレンジができます。
忙しい社会人が副業で始めるよりも、時間を確保しやすい大学生のほうが有利でしょう。
決して楽に稼げる仕事ではありませんが、Webライターに向いている人にとっては、さまざまな知識が得られ社会経験も積める魅力的な仕事ですよ。
大学生がWebライターの仕事を始めるメリット5つ
一般的なアルバイトと比較して、大学生がWebライターを始めるメリットは5つあります。
- 「時間・場所・量」に縛られず自由に働ける
- アルバイトと違うお金の稼ぎ方を知れる
- 社会人として役立つ「PC・Web・文章力」が身に付く
- 就活全般で有利になる
- 副業として続けやすく独立も目指せる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 「時間・場所・量」に縛られず自由に働ける
アルバイトは日時や場所が固定されますが、Webライターには制限がありません。
さらに、以下のような仕事量の調節も可能です。
- 授業と授業の空きコマを有効活用する
- 土日だけコンスタントに働く
- 夏や冬の長期休暇にガッツリ稼ぐ
文章を書くスキルがあれば、働き方は自由です。
2. アルバイトと違うお金の稼ぎ方を知れる
アルバイトは時間給で安定していますが、時給はなかなか上がりません。
対して、Webライターは「成果報酬型」の仕事。執筆の本数に比例して報酬が増え、スキルアップ次第で単価も上がります。
自分の頑張り次第で、稼げる金額が大きく変わりますよ。
3. 社会人として役立つ「PC・Web・文章力」が身に付く
Webライターを始めると、以下のようなスキルが身に付きます。
- 基本的なパソコン操作
- ショートカット
- タッチタイピング
- Word・Googleドキュメントなど文書作成ソフト操作
- Chatwork・Slackなどコミュニケーションツール操作
- 文章作成能力
これらは社会人としても大変役立ちます。特に文章作成能力はメールや議事録に、大学生ならばレポートやエントリーシートに活きるでしょう。
4. 就活全般で有利になる
Webライターは、以下のような点で就活全般に有利になります。
- ビジネスマナーが身に付く
- エントリーシートで伝わる文章が書ける
- 周りと違う実務経験をアピールできる
特に以下は、Web系の会社を希望する人には大変有利です。
- WordPress操作
- 写真選定や加工の技術
- HTMLやCSSの知識
- SEOの知識
- Web広告の基礎知識
Webライターをする中で、これらの知識や技術が身に付きますので、企業にとっても即戦力の人材になるでしょう。
5. 副業として続けやすく独立も目指せる
Webライターは副業としても人気の仕事。
大学生の期間だけでなく、就職してからは「副業」としても続けやすいでしょう。また、本業よりもWebライターが向いている人は、フリーランスになることも可能です。
個人で稼ぐ力は今後ますます重要になるため、ライティングスキルを磨いておくことに損はないですよ。
大学生がWebライターの仕事を続けるデメリット4つ
メリットの多いWebライターですが、デメリットも4つあります。
- 時間にゆとりがなくなる
- 学ぶことが多い
- 仕事が合わない人も多い
- 確定申告が必要になる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 時間にゆとりがなくなる
大学生活の中でWebライターを始めるなら、おのずと暇な時間はなくなります。
授業の空きコマや帰宅後に加え、休日も執筆で忙しくなるかもしれません。最初は想像よりもはるかに時間を費やすことになるため、ゆとりが感じられなくなるでしょう。
2. 学ぶことが多い
Webライターは、学ぶことが多いと驚くかもしれません。リサーチを始めとしてWordPressや画像ソフトなど、ライティング以外にも覚えることが多いです。
基本的に一人作業なので、トラブルが発生したときも自分で対応することになります。さらに業務以外でも、月々の収支管理や確定申告の事務処理が必要です。
ただし、これらは全てスキルアップに繋がりますので、考え方によってはメリットにもなるでしょう。
3. 仕事が合わない人も多い
Webライターの仕事は、以下のような人には向かないかもしれません。
- 1人作業は苦手!チームで働きたい
- 孤独は無理!人間関係を広げて仲間を見つけたい
- 書くことも読むことも好きでない
向かない人は、無理に続ける必要はありません。大学生にもできる仕事はWebライターだけではないからです。
たとえば、アルバイトとは別に、
- 興味のある企業へインターンをする
- 語学やプログラミングを学ぶ
- ボランティアに参加する
など、自分が興味を持てることに取り組みましょう。
4. 確定申告が必要になる
Webライターの収入は、大学生でも「確定申告」しなければなりません。住民税に影響があるので、1円でも稼いだら確実に手続きを行いましょう。
なかでも知っておくべきは、稼ぎが増えれば親の扶養から外れる可能性があること。
具体的には、年間の課税所得(収入ー経費)が130万円超になると、自分で社会保険料を納める義務が発生し、手取りが少なくなってしまいます。
月10万円をコンスタントに超えるようになったら、このまま扶養内でおさめるのか・独立しても問題ないくらい突き抜けるかの選択が迫られますよ。
大学生がWebライターの仕事で稼ぐために必要なこと6つ
「大学生でもWebライターで稼ぎたい!」と思っている人へ、Webライターの仕事で稼ぐために必要なことを6つ挙げます。
- パソコン・インターネット・Wordを用意する
- クラウドソーシングに登録する
- Webライターについて学ぶ
- 自分のブログを開設する
- 実績を積み上げる
- インターンに参加する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. パソコン・インターネット・Wordを用意する
Webライターを始める前に、パソコンとインターネット環境を準備しましょう。
クライアントへの納品はGoogleドキュメントが多いですが、案件によってはWordの場合もあります。
加えて、Wordの「校閲機能」は簡易の誤字脱字チェックに便利なので、あるほうが心強いでしょう。
2. クラウドソーシングに登録する
作業環境を整えたら、仕事を受注するためクラウドソーシングに登録します。大手のクラウドワークスとランサーズがおすすめです。
本人認証は必ず行い、顔写真での登録に抵抗がある人は似顔絵がいいでしょう。
クラウドワークス・ランサーズについては、関連記事「【完全網羅】クラウドワークスとランサーズを7つの切り口で徹底 比較【結論:どっちも登録しよう】」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
3. Webライターについて学ぶ
Webライターを始める人は、ライティングについて学びましょう。なぜなら、検索結果で上位表示させるためには必ず「SEOライティング」の技術が必要になるからです。
おすすめは、安価で基礎から応用まで体系的にひと通り学べる「本」。1冊読めばライティングについての全体像を理解できます。
おすすめの本については、関連記事「【強化書】Webライターにおすすめの本16選!独学するなら書籍で知識をつけよう」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
4. 自分のブログを開設する
クラウドソーシングで仕事を受注するなら「ポートフォリオ」を作りましょう。編集の手が入っていない、自分の文章力を確認してもらうためにも必須です。
おすすめは「WordPress」でのブログ開設。入稿スキルが身につくため、応募できる案件が増えますよ。さらに、アフィリエイトで収益化も目指せます。
WordPressが難しい人は「無料ブログ」や「note」といったサービスを活用しましょう。
5. 実績を積み上げる
仕事の実績を積むために、クラウドソーシング内でタスクを数件こなしたら、プロジェクトへ応募しましょう。
まったく基礎知識のないジャンルはリサーチの時点できついので、大学生なら自分の学部に近いものがおすすめです。
たとえば、経済学部なら「金融」、栄養学なら「ダイエット」のように徐々に執筆できるカテゴリーを広げていきましょう。
6. インターンに参加する
Webライターを1人で始めるのが不安なら、インターンへの参加も選択肢の1つ。
インターンには以下のメリットがあります。
- 時給制で報酬が出る
- 必ず仕事を振ってもらえる
- 先輩からライティングを教えてもらえる
不安のない方法でWebライターの仕事を始めてみましょう。
さらにスキルアップしたい人は、関連記事「【未経験OK】副業Webライターの始め方を8ステップで解説!スキルを上げるコツを伝授」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
大学生がWebライターの仕事をするときの注意点3つ
こちらでは、Webライターを始めるときの注意点を3つ紹介します。
- 搾取案件に飛びつかない
- スケジュール管理を徹底する
- 自ら学ぶ姿勢を忘れない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 搾取案件に飛びつかない
クラウドソーシングは多くの人が利用するため、悪質なクライアントや詐欺案件が存在します。
たとえば、以下のような案件には注意が必要です。
- 1文字0.1円など超低単価
- テストライティングが0円
- 代理で商品を購入させる詐欺
これらの案件で頑張ったところで報酬には結びつきません。冷静な視点で判断しましょう。
詐欺案件については、関連記事「【実例あり】クラウドワークスが怖い!よくある7つのトラブル・詐欺案件の見分け方を徹底解説」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
2. スケジュール管理を徹底する
Webライターは1人作業のため「スケジュール管理」が大切です。
納期を守ることは当然ですが、早めの返信や相談といった「クライアントの立場に配慮したコミュニケーション力」も問われます。
これらがいい加減なライターには、2回目のオファーは来ないと肝に銘じ、誠実に仕事をしましょう。
3. 自ら学ぶ姿勢を忘れない
Webライターには、自ら学ぶ姿勢が重要。執筆やリサーチに加え、入稿や画像加工といった多くの知識が必要になるからです。
あなたの執筆した記事の向こうには、読者やクライアントがいます。良質な記事を提供し、重宝されるWebライターとしてスキルを磨いていきましょう。
ぜひこの記事を参考に、稼げるWebライターを目指してくださいね!